2021年2月19日金曜日

高気密高断熱住宅と薪ストーブ

 我が家は高気密高断熱住宅です

Q値は1です

最近はu値なので0.3くらいです

薪ストーブを冬は朝晩焚いています

薪ストーブは高気密住宅では使えないのでは

という疑問をネットでよく見ますので

我が家の経験を書いて見ます


暖房は基本エコヌクールによる基礎温水暖房です

深夜のみで

最低の水温で回してます

寒い日の朝は室温が20℃を少し下回ります

朝夕方足りない分を薪ストーブで暖を取ります

今年の冬は、外気温が零下10度以下になった日もありましたので

さすがに、そんな日はもう少し焚きました


薪ストーブの火を付けるときには

台所の窓を少し開けますが

薪に火が十分大きくなった後は

窓を閉めます

高気密なのに、これが可能な理由の1つは

我が家の換気が第一種熱交換だからでしょう

第三種なら室内は

外気より気圧が下になるので

給気口を大きめにしないと

薪ストーブはうまくいかないと思います


薪ストーブの火が十分大きくなるので

ストーブ内の温度が300℃を超え

空気が膨張し

薪からも大量にガスが発生するので

煙突は煙を良く吸い込みます

煙の逆流はありません

薪ストーブの火を落とすときには

十分熾きになっていれば

煙突からの逆流もありません

薪ストーブが十分あったまって

煙突からの排気を保つからです


我が家の薪ストーブは

モルソー3142CB

対流型です

分厚い鋳物の外装が充分な蓄熱をするのでしょう


結論としては

高気密高断熱住宅で薪ストーブは何の問題もありません

ただし第一種熱交換換気と

対流型の薪ストーブをお勧めします

あるいは給気を考慮した第三種換気


気になる薪の量は一冬で

2立方メートル弱です

少ない理由は

暖房の基本はヒートポンプで

深夜電力時間のみ運転

温度は低めにして電気代を抑え

足りない分を薪ストーブにしているからです

薪代は年5万くらいです