2008年12月24日水曜日

2階のトイレ

我が家には,1階と2階にトイレがあります
居間は一階。2階に寝室とオープンスペース。
それで,トイレは二つあった方が便利と
考えました。
確かに,朝はトイレが込むので便利です。

一階のトイレの床はコルクタイル。
暖かみがあり弾力を感じ
クッションフロアーには無い良さがあり
なかなか良いです。
2階のトイレの床は,寝室やオープンスペースと
共通で,杉の3層板です
2階のトイレの良いところは
かすかに杉の良い香りがするところ
トイレも24時間換気しているので
ほとんどにおいがしないのですが
この杉のかすかな香りは
いいものです

2008年12月20日土曜日

無垢板フローリング

入居してから,はや20日。
例年になく寒い12月です。
我が家は,ヒートポンプによる
土間蓄熱のおかげで
ほぼ20℃前後の室温になっています
土間は25℃以上なので
裸足をのせると,ちょっと暖かく感じます
一方,一階の居間の節のある檜の
無垢板フローリングは
温水による床下暖房。何しろ深夜電力のみで
暖房することにしているので,夜の深夜電力時間前は
ちょっと冷たい。そこで,スリッパをはき
薪ストーブを少し焚く。


でも可能ならスリッパははきたくない。
それは無垢板フローリングは柔らかく,
素足には気持ちがいいからです。
欧米のように,床の上を靴で歩くのなら
ナラのように堅い木がいいでしょうが
日本は靴をぬぐので,檜や杉などの
柔らかい木が良いように思います


2008年12月14日日曜日

太陽光発電

我が家の屋根には3kwの三菱の
ソーラーパネルがついています
12月1日に入居してから
14日間で発電量は90whです
1日当たり5kwhです
途中雪や曇で全く発電しない
日もありました。
一方で,一日で13kWhという日もあり
天候に左右されます

今日のように,曇の予報が
快晴になると,発電だけでなく
家の中に太陽光が入って
直接部屋を暖めるという
いわゆるパッシブソーラーの
恩恵もあります。

そんな日は夕方日が陰ってくると
家の中の温度が下がってきて
少し寂しくなりますね。

2008年12月10日水曜日

土間蓄熱と薪ストーブ

新しい家では、温水による土間蓄熱暖房が
基本ですが、補助的に薪ストーブを使っています。
モルソーの3142CBです。
使える薪は32cmと少し小さいのですが、
薪ストーブをおけるスペースの関係で
この薪ストーブとなりました。
このストーブにした理由の一つは
対流型であることです。
我が家では薪ストーブの横を通ることになるので
ストーブ本体がかなり熱くなる輻射型では、すこし
危険かもしれないと対流型にしました。
武部建設の方から勧められたこともあります。

薪を焚いてみると、少々の薪ではストーブの
側面は少し熱くなるだけで、手で触れます。
ストーブのガラスは手をかざすと
大変熱いのにもかかわらずです。
これにはちょっと驚きました。

薪ストーブ本体が蓄熱してゆっくりと
部屋をあたためるので、断熱のいい我が家では
対流型でよかったかなと思っています。

土間の温度

以前紹介しましたように,我が家には土間があり
それが膨大な蓄熱をします。
屋外の最低気温が-4℃のときでも,深夜電力の時間帯に
温水で暖めた土間の表面の最高温度は28℃,
それが一日放熱して最低になったときの
温度は25℃と小さな変化です。
深夜電力は22時から6時までのドリーム8です。
家の中の温度は20−21℃とほとんど変化していません。

昼間は太陽光が土間を直接暖めるので
単純な比較はできませんが,土間の蓄熱は
大変大きなもので,それが家全体の
温度の安定につながっているようです。

11m^3の土間の蓄熱は偉大なものですね。

2008年12月5日金曜日

2008年12月1日に入居

個人的にも慌ただしい11-12月ですが,
1日にいよいよ新居に引っ越しました。
前日と前々日はこの家を建てていただいた
武部建設による我が家の公開日でした。
近所の方達や,ビラを見て真駒内から
来ていただいたりと
にぎやかだったようです。

我々家族は,前々日の土曜にちょっとした
行事があり,それを終えて日曜日は
引っ越しの準備,そして
月曜日に引っ越しとめまぐるしい日々でした。

家の受け渡しの儀式を,武部建設の社長さん,
専務さん,倉本さんから
いろいろ説明を受けながら終え,ヒートポンプや
太陽発電の操作の説明を受け慌ただしく
一日が過ぎました。

今までの家より,居間が広く,
吹き抜けがあるので天井がたかく,
断熱ブラインドが障子の様に,
電球色の照明に生える家で
2階の息子の部屋から静かな音楽が流れ,
静かで落ち着いた
我が家ではじめての夜を過ごしました。

ほっと一息です。
家が建つまで長かった。


2008年11月10日月曜日

我が家の内装,壁紙と天井裏

我が家の内装は,エコな家によくある珪藻土です。
腰壁はカラマツの無垢板。
台所のレンジまわりの壁は
レンガタイルを貼ってもらいます。

ただ,予算を考えて,
屋根裏断熱をした,屋根の内側は
針葉樹の合板.
お風呂の外のユーティリティと
個人の部屋の壁には月桃紙。
実は汚れにくく,掃除が楽とのことでエコクロスを
進められたのですが,やはり天然のものが
良いだろうと考えてこうしました。
汚れ具合などは実際に住んでみて報告します。

2008年11月2日日曜日

木製サッシと突き出し窓

我が家はお風呂の窓をのぞいて
すべて木製サッシ。
断熱を考えてそうしました。
ただ,予算を削るため大半は,はめ殺し。
開かない窓です。
また,開く窓も,内側から外へ
窓の下側が開く突き出し窓です。
網戸が邪魔にならないことなど
で武部建設では使っているそうです

スウェーデンハウスより小さい窓なので
窓から顔を出すことは出来ないけど
そんなことはほとんどしないから
断熱を考えてこれで良いと思っています

実際住んでみるとどうでしょうね。

2008年10月26日日曜日

居間の吹き抜けの大窓

居間の広さは20畳ちかくあります。
南側に,はめ殺しの大きな窓,高さは,3.5m,幅は2間半。
床の南半分は蓄熱のための土間でタイルばり,
のこり半分は檜のフローリングです。

まだ,内装が終わっていないので,写真はのせられませんが,
窓から,南の道路をはさんで南側の家々の上に青空が見えて
大きな窓にして良かったと思ってます。
前の家では南側の家の壁しか見えなかったので



2008年9月29日月曜日

三角屋根の棟上換気


我が家は,落雪三角屋根です。
札幌ではめずらしい。ちょうど道路の工事中
なので,写真には工事関係者が写っています。
有名なスウェーデンハウスも落雪三角屋根。
スウェーデンハウスのモデルハウスを見学すると
木がたくさん使ってあるので良いなと思っていました。
が,単価が高くて候補から外しました。
でも,三角屋根はやっぱり良いなと思い
今回,武部建設に三角屋根をお願いしましたら,
「落雪屋根になりますがいいですか。」とのこと。
少し不安はありましたが,お願いしました.
「断熱を良くし,屋根裏は換気してさらさら雪が
落ちるようにします」とのことでした。
少し安心。

で,屋根が出来てみると,棟上換気の小屋根
が屋根のてっぺんに乗っています。
これは札幌では珍しい家になりました。

2008年9月28日日曜日

敷地と家の向き

我が家の敷地は南西の角地。ただ,敷地の境界は南北から少し傾いており,
たとえば西側の道路は若干北西に傾いています。
そこで計画どおりに,家の三角屋根が真南に
面するような向きにしました。
その結果,家は敷地の境界と平行でなくなり,
家の南と北に三角形の庭が出来ました。
この庭は少し使いにくいかもしれないと心配しました。

建築中の我が家に入って窓から外をみたところ,
思いがけず良いこともあることがわかりました。
家の向きをずらしたことで,
家が境界と平行なら東隣の家の壁しか見えないはずの窓から,
家の向きを変えたため隣の家の庭がきれいに見えるようになりました。
そして,その先の向こうの家まで見えます。
また,家の南の居間の大窓からは敷地の南西の角で交差する道路が
見え,それに面した家が斜めに見え,
奥行きが感じられるようになっていました。
こんなふうに,窓から見る風景はかなり奥行きと広がりが感じられる
ようになりました。
なかなかいい感じです。

家の完成まであと一月半です。

2008年9月11日木曜日

薪ストーブ

エコな家というと薪ストーブが定番のようです
我が家も薪ストーブを居間につけます

一応,モルソーの小型の3142CBを予定。
ぼくの小さなころは,まだ石炭ストーブが居間にあり
家族はそのまわりに集まっていたので
薪ストーブに郷愁があります。
炎に癒されるとよくブログにありますが
外の寒さから家族を守るような力強さを感じたものです。
今の薪ストーブと違って,炎が見えるガラスなんて
しゃれたものはないんですが
石炭が燃える時の音と空気の取り入れ口から見える
炎がそう感じさせてくれました。

据え付けるには,本体の2倍近い予算が必要です。
これにびっくりですが,いろいろ調べると
きれいな煙を出すには必要なことが分かり納得しました
使うのは,週末の楽しみでしょうね
week dayは太陽光発電や深夜電力利用を利用するので
使わないでしょう


薪は仕事をしている間は,買っても良いかと思っています
間伐材の利用で日本の林業に貢献する意味もあると思うので
外国からペレット燃焼用金属バスケットも購入予定。
定年後は,いろいろ薪を手にいれる思案をしてもいいかも
しれませんが,それまでは薪にお金を払うのがエコかも
と思っています。このエコはエコロジーです。

2008年8月13日水曜日

カラマツの大黒柱と杉板フローリング

家の骨格が出来てきました
家には30cm角のカラマツの大黒柱があります
大梁はエゾマツです
構造体はカラマツの集成材で,まだ,屋根もないのに
家の中はひんやりしています
木が多いからでしょうか

さて,1階の床は檜のフローリングですが
2階の床は,当初の武部建設の提案は
こちらの予算の制約から
合板フローリングだったんです
しかし,無垢にしたいとお願いしたら
秋田杉の10mm板の三枚重ねを下地合板を使わずに
使ってもいいなら予算もあまりかわらず
可能とのことでしたので,お願いしました
2階の音が響いて大丈夫かとのことでしたが
今の家族構成ではたぶん大丈夫でしょう
楽しみにしています

2008年7月30日水曜日

基礎工事の開始

6月に入って,基礎工事が始まりました。
根掘りをして,くり石をいれ,捨てコンを入れ
7月に入って鉄筋を組んで,
基礎用のコンクリートを流し込みました。
基礎の両側には60mmの断熱ボードで合計120mm
居間と玄関の土間のために,
コンクリートを流し込んだ上に温水の配管
とだんだん,家らしくなってきました
温水はエコヌクールという空気ヒートポンプで
暖房します.零下20度でも機能するということで
真冬はどうなるでしょうね。

2008年6月29日日曜日

大きな居間と吹き抜け

札幌では,冬が寒いこともあり,居間がひろい家が
よくあります。
前の我が家も14畳のキッチン付きの居間でした。
断熱が良くなく寒い居間でした。
3畳の簡易床暖を入れてその上で暖をとりながら,
大きなテーブルの上で食事もテレビも仕事の準備も
していました。
ですから,新しい家でも,大きな居間が希望です。
1階には,それとキッチンとおふろとユーティリティー。
そうすると,居間には大きな吹き抜けを作って
開放感があるようにし,2階にも暖かい空気を
送れるようにしようと思っています


2008年5月26日月曜日

三角屋根とソーラーパネル

エコを考えてソーラーパネルを屋根につけようと考えています。
ネットで検索するとソーラーパネルでかなりの発電が
期待できそうです。

そこで武部建設に相談すると,南側に45度くらいの傾斜の
屋根にしたほうが良いとのこと。
北側は,三角屋根にするか,フラットな無落雪にするかの
二つの可能性があるとのことです。

家らしい方がいいと考えて,三角屋根をお願いしました。
屋根の持ちを考えると落雪屋根がよいとのことで,
敷地が少し広いのでそうすることに。
いまどき,めずらしいかもしれません。
そのかわり,家の南側と北側に落雪用に空き地をとることに
なりました。この空き地は庭にする予定です.
敷地が少し東南向きなので,家を真南に向けて,空き地を少し斜めに
することで奥行きを感じられるようにと考えています。

また,庇を少し深くしてもらい,夏の太陽光の部屋への入射を
さけようと考えています

2008年4月12日土曜日

無垢板

新しい家には,なるべく無垢板を使いたいと武部建設の方に
お願いしました.
武部建設では,国内産の檜の無垢の床材を使って
もらうことになりました。
節がある板なので,そう高くないとのことです。
日本の環境を考えると,国内産の木材を使う意義は
大きいと思います。

実は,今の家の居間の一部に,日曜大工で
ナラの無垢板を張っていました。
合板のフローリング材の上に簡易床暖房
パネルを敷いています.
その上にジュータンを敷いたのですが
床暖パネルの段差ができ,それをなくすために,
パネルの周りに15mmの羽目板をしきました。
羽目板はパネルの厚みにぴったりで,
よく乾燥されてたためかそることもなく,
表面は裸足で踏まれたためか,少しアメ色になっています
はだしで踏んだ感じもしっかりして,心地いいものです。

新しい家が楽しみです

2008年3月27日木曜日

土間にどれくらい熱がたまる?

土間の熱容量を計算してみました。
武部建設から提案された資料では,
土間は10畳ほどで,コンクリートの体積にして11立方メートル。

コンクリートの比熱は,ネットで検索すると456kcal/m^3℃。
これから,土間の熱容量は456x11=5016kcal/℃

これはどれくらいなのかを知るために,
土間に温度差15℃まで熱をためるとすると,
その熱量は電力whに直すと87kwhになる。

Q1住宅なので,5ヶ月間に1000リットルの石油が
必要とすると石油は36.7MJ/リットルなので
1日当たり68kwh。
なので,計算上は夜間電力で十分必要な熱をためることが
できそうです。

この計算はぼくが行いましたので,
結果におかしいところがありましたら
ぼくの責任です。

2008年3月8日土曜日

木の城の破綻

2008年3月5日に,帰宅すると奥さんが
「テレビのニュースで,木の城が自己破産だって」とのこと。
本当にびっくりしました。

家の新築を考え始めたのは,もう10年前。
そのころ,家に「木の城」のPR誌が無料で送付されてきたこともあり
「北海道の木を多く使う」,「天然の素材を使う」,「百年もつ家を」
など理念に共感し,新築は「木の城」と思っていました。
モデルハウスも木が多くて気持ちがよかったし。

でも,そのうちに,使っている技術が古そう。
3重窓は重そうだし。
ソーラーパネルやヒートポンプは使えないの?
吹き抜けは無理そうだしと,だんだん魅力が半減してきました。
そしてQ1住宅の方が良いかと思ってきました。
参加している工務店は経営規模は小さくても熱意があるし。

いまとなっては,武部建設と話を進めていて良かったと,
ほっとしています。

しかし,木の城で建築中の家が80くらいあるそうで,本当に
大変です。人ごととは思えませんね。

2008年3月7日金曜日

土間に蓄熱

今の家は冬寒く夏暑いという家です。

そこで,計画している家では,南側に大きなガラス窓をもうけ,
そのガラス窓の下の床を土間にし温度を調節するという提案を
T建設からしていただきました。

冬の昼間は窓から入った太陽光のエネルギーを熱として土間に蓄える。
土間には温水パイプも通しておき,深夜電気で暖めた温水を通して,夜も
土間に熱をためる。こうして冬も暖かい家にしようというのです。
窓には断熱ブラインドをつけて,夜に家の中の熱が外に逃げにくくします。

夏の昼間は,断熱ブラインドをおろしておくことで,あつい日射をさけ,
それによって土間はひんやりとしたままにします。
夜は,それによって寝苦しくないというのです。
また,居間は一階にし,そこに吹き抜けをつくり,
ふきぬけには天窓を北側の屋根につけることで
風がぬけるようにして,涼しくします。

うまくいくと快適ですね。