2008年3月27日木曜日

土間にどれくらい熱がたまる?

土間の熱容量を計算してみました。
武部建設から提案された資料では,
土間は10畳ほどで,コンクリートの体積にして11立方メートル。

コンクリートの比熱は,ネットで検索すると456kcal/m^3℃。
これから,土間の熱容量は456x11=5016kcal/℃

これはどれくらいなのかを知るために,
土間に温度差15℃まで熱をためるとすると,
その熱量は電力whに直すと87kwhになる。

Q1住宅なので,5ヶ月間に1000リットルの石油が
必要とすると石油は36.7MJ/リットルなので
1日当たり68kwh。
なので,計算上は夜間電力で十分必要な熱をためることが
できそうです。

この計算はぼくが行いましたので,
結果におかしいところがありましたら
ぼくの責任です。

2008年3月8日土曜日

木の城の破綻

2008年3月5日に,帰宅すると奥さんが
「テレビのニュースで,木の城が自己破産だって」とのこと。
本当にびっくりしました。

家の新築を考え始めたのは,もう10年前。
そのころ,家に「木の城」のPR誌が無料で送付されてきたこともあり
「北海道の木を多く使う」,「天然の素材を使う」,「百年もつ家を」
など理念に共感し,新築は「木の城」と思っていました。
モデルハウスも木が多くて気持ちがよかったし。

でも,そのうちに,使っている技術が古そう。
3重窓は重そうだし。
ソーラーパネルやヒートポンプは使えないの?
吹き抜けは無理そうだしと,だんだん魅力が半減してきました。
そしてQ1住宅の方が良いかと思ってきました。
参加している工務店は経営規模は小さくても熱意があるし。

いまとなっては,武部建設と話を進めていて良かったと,
ほっとしています。

しかし,木の城で建築中の家が80くらいあるそうで,本当に
大変です。人ごととは思えませんね。

2008年3月7日金曜日

土間に蓄熱

今の家は冬寒く夏暑いという家です。

そこで,計画している家では,南側に大きなガラス窓をもうけ,
そのガラス窓の下の床を土間にし温度を調節するという提案を
T建設からしていただきました。

冬の昼間は窓から入った太陽光のエネルギーを熱として土間に蓄える。
土間には温水パイプも通しておき,深夜電気で暖めた温水を通して,夜も
土間に熱をためる。こうして冬も暖かい家にしようというのです。
窓には断熱ブラインドをつけて,夜に家の中の熱が外に逃げにくくします。

夏の昼間は,断熱ブラインドをおろしておくことで,あつい日射をさけ,
それによって土間はひんやりとしたままにします。
夜は,それによって寝苦しくないというのです。
また,居間は一階にし,そこに吹き抜けをつくり,
ふきぬけには天窓を北側の屋根につけることで
風がぬけるようにして,涼しくします。

うまくいくと快適ですね。